要は「できちゃった婚」のことなんですが、この表現がなんか軽すぎる、ということで作られた表現だそうです。英語で書くとmamarriage[mama + marriage]。
たしかに「できちゃった婚」って、なんか「失敗した感」が漂うんですよね。とはいえ、表現を変えれば何かが変わるのか、というのもよくわからない。おそらく、この「ママリッジ」という言葉が語られるときには必ず「要はデキ婚のことなんだけどさ」と言われ続けるような気がする。「授かり婚」だとか「おめでた婚」だとか、結局同じなんでは。「表現が軽い」って言ったって、軽くって何が悪い?
なんというか、何でみんなその結婚の経緯にばかりこだわるのか、とか、結婚の前に妊娠することに何を恥じることがあろうか(DNA検査とかもできるわけで・・・それは余計な詮索か)、とか、いや、そんなこと言ったら、そもそも結婚制度自体もうどうでもいいんじゃないか、と思うわけなのです。もう、デキるデキないと結婚は別なんじゃないかと。
表現を変えるとかではなくてね。
「あの二人、できちゃった婚なんだって」「そーなんだ、赤ちゃん元気に生まれたらいいね」と、それだけでいいではないですか。
「ママリッジ」という表現を使って「堂々と結婚式と披露宴を挙げましょう」というブライダル業界の思惑よりも、「結婚制度(とその周りの風習とメンタルモデル)」自体への疑問のほうが本質のような気がする。
さて、日本語リエゾンとしての評価です。「マリッジ」自体が日本語としてこなれていないので、「ママ+リッジ」としか聞こえません。なんかお母さんがリッジレーサーやってるみたいな(^_^;)
いまどきはリッジレーサーも3Dになるんですね。
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