イエコノミー [イエ(家)+ エコノミー]


元旦日経1面日本経済新聞の2007年はじめの1面連載企画。景気の牽引役が、企業や政府部門から家計に移りつつある、という仮説を、統計や取材を通して検証している。

現金、預貯金、住宅、土地。富の総額は二千兆円。家計は日本の国富の八割をにぎる。土地を活かし、消費の目を磨き、海外に活路を見いだす。家計のお金が市場に向かい、企業を変え、国を動かす「(家)イエコノミー」。日本経済に新たな好循環を生み出すカギも握っている。(イエコノミー取材班)

ついに日経さんまで日本語リエゾンネーミングにハマりましたか。取材先で、企業の社長とかを前にして、「いま『イエコノミー』という連載を担当しておりまして・・・」と切り出す場面がなんか楽しいじゃありませんか。

「イエ」+「エコノミー」ですか。誤聴として「イ」+「エコノミー」はありませんが「イエ」+「好みー」はあるかも。そもそも「家」という日本語としてなじみ深い言葉と、「エコノミー」というかみ砕かれていない言葉の組み合わせはあまりうまくないですね。「ニューエコノミー」とは言っても「新エコノミー」とは言わないでしょ。

預貯金から直接投資へ、という話はここ10年くらいさかんに言われ続けて、まだこの話か、という気もします。いままでかけ声だけだったのが実質になってきた、ということなのか、もう企業や政府は頼りにならない、というあきらめなのか・・・。

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