リエゾンネーミングの雄、小林製薬の液体絆創膏。透明なセメダインみたいな流動体で、逆むけや軽い切り傷を上から膜で覆うことで、逆むけの悪化やバイ菌の侵入を防いでくれる。
ヒマな時に、ふと逆むけが気になって、爪で一気にぷちっと切ろうと思ったら、そのままずーっと剥けていって、つながったままの末端部分からうっすら赤い血がしみ出して来た時の精神的ダメージといったら大変なものなので、是非こういった製品を活用していただきたい。
液体絆創膏では東京甲子社の「コロスキン」[tokyokoshisha.co.jp] というけっこうな老舗があって、成分的にはほとんど同じ。
ネーミングの目立ち具合で言えば「サカムケア」の意外性が断然勝っているが、「逆むけ専用」のイメージがついてしまうリスクもある。いまGoogleで検索すると、「コロスキン」802件、「サカムケア」789件とほぼ拮抗(使用レポートっぽい記事はコロスキンの方が多い感じ)。ついでに言うと、サカムケアは塗るためのハケが固まりやすいそうです。
「コロスキン」も、むりやり解釈すると「殺す + 菌」と「スキン(肌)」とが重なっているが、これはリエゾンではなく掛詞ですな。
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